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またまたmadcat以外の話ですいません。 村上春樹さんのスピーチ

またまたmadcat以外の話ですいません。
本来、madcatに関するマニアックなネタ1本でゆるーりと更新するこのブログですが。。
今回は村上春樹さんのスピーチについて書かせてください。ごめんなさい。

あいにくの雨ですが、本日は嫁さんと脱原発100万人アクションのデモに行く予定です。
昨日の村上春樹さんのカタルーニャでのスピーチ、素晴らしかったですね。
雨風強くてもデモへの意気込みが強くなりました。
このスピーチで強く印象に残ったのは『広島、長崎の犠牲者に対する、集合的責任』という言葉でした。

311以降、自分の中で変わった事。
それがまさしく『生きている事の責任』を意識した事でした。

原爆、そして戦争の犠牲者に対する
東日本大震災の被災者の方々に対する
戦争、災害に関わらず毎日の生活で病気や事故、
自殺でなくなられた人に対する。。
今、生きている人がいまの子供達、これから生まれる子供達、
日本の未来の人達の為に、今出来る事をする責任があると。。。

昨年亡くなった友人について、ずっと引っかかっている事が。。
この『生きている(生き残っている)事の責任』への意識により変わり始めています。
これは自分だけでなく、日本で暮らす全ての人が同じではないでしょうか?

脱原発100万人アクションを前にしたタイミングで
この素晴らしいスピーチはずっと語りつがれると思います。

http://www.youtube.com/watch?v=K7-Ll0lasMk&feature=player_embedded

村上春樹、スピーチ要旨
東日本大震災で全ての日本人は激しいショックを受けた。今なおたじろぎ、無力感を抱いている。だが、われわれは精神を再編成し、復興に向けて立ち上がっていくだろう。われわれはそうやって長い歴史を生き抜いてきた。
日本は唯一核爆弾を投下された国だ。放射能が世界や人間の身にどれほど深い傷痕を残すか、われわれは被爆者の犠牲の上に学んだ。福島第1原発事故は日本人が体験する2度目の大きな核の被害だが、今回は爆弾を落とされたわけではない。自らの手で過ちを犯した。
理由は「効率」だ。原子炉は効率が良い発電システムだと電力会社が主張し、政府も国策として推進した。地震国の日本は世界第3の原発大国となり、原発に疑問を呈する人には「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られた。だが原発は今、無残な状態に陥った。
原発推進派の「現実」とは「便宜」にすぎなかった。論理をすり替えていたのだ。、(福島事故は)すり替えを許してきた日本人の倫理と規範の敗北でもある。われわれは自らも告発しなければならない。
日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。技術力を結集し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原発に代わる有効なエネルギー開発を国家レベルで追求すべきだった。それが、広島、長崎の犠牲者に対する、集合的責任の取り方となったはずだ。
損なわれた倫理や規範は簡単に修復できないが、それはわれわれ全員の仕事だ。新しい倫理や規範と、新しい言葉を連結させなくてはならない。
夢を見ることを恐れてはならない。「効率」や「便宜」という名前を持つ災厄の犬たちに追い付かせてはならない。われわれは力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」でなくてはならない。
以上村上春樹スピーチ要旨(東京新聞より)
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